京都国際写真祭を堪能
2023年京都国際写真祭が4/15から5/14まで開催されました
京都国際写真祭は、京都市内の各会場(歴史的建築物や近代建築、寺院等)に
国内外の写真家の作品が多彩な演出により展示される写真祭です。
1枚目を見ればお分かりかと思いますが、写真といっても形は様々
これはマベル・ポブレットによる写真を使ったインスタレーションです
ぱっと見て海のイメージが強く浮かびます
確かに作家にとって海は、重要な要素のひとつとして意識しているそうです
この写真祭は、京都市内の歴史的建築物や近代建築、寺院といった
いつもと違う空間に展示されます。しかも一定の枠に囚われない斬新な方法で
展示されている場合もあり、観る側にも刺激を与えてくれます。
だからといって、作家の意図やメッセージ、そしてこの写真祭のテーマ(BORDER)を壊すことはありません。
どの会場のどの作品からも、作品が放つ強い思いや願い、そして時に重いメッセージを感じ取ることができます。
見る側は写真を前に、そのメッセージと、作家と真剣に向き合うことができます。
しかし強い思いを全身で感じながらも、私たちは純粋に作品を楽しめるということは
間違いありません。
写真にその力を全身全霊で注ぎ込むことが出来る、作家の凄さなのかもしれません。
毎年開催されるこの京都国際写真祭、来年は皆さんにも体験して欲しいです。
その際はぜひパスポート券を持ってご覧になることをおすすめします